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月別アーカイブ: 3月 2016
ホームカミング開催~文化講演会・懇親会
3月26日(土)大妻女子大学多摩キャンパスにおいて、短期大学部3学科(生活科、日本文学科、実務英語科)のホームカミングが開催されました。
多摩キャンパスは1988(昭和63)年、短期大学部3学科(生活科、日本文学科、実務英語科)、多摩高等学校が開設されたことに始まります。
その後、社会情報学部、人間関係学部、比較文化学部、多摩中学校が増設され、緑豊かな素敵なキャンパスに大きく発展してきました。
しかし、短期大学部3学科は他学部学科との統合を図るため、2000(平成12)年閉学となり、最後の卒業生が出てから早や15年以上が経ちました。
それを節目に、久しぶりに懐かしい学舎で先生方にもおいでいただき、旧交を温める場となるようにとホームカミングを開催することになりました。
桜もちらほらと咲き始める中、多くの人にとって卒業以来の多摩キャンパスに、皆様がおいでになりました。
第一部の文化講演会の講師は、この日本文学科を卒業し、現在実家である甲府のレストランでソムリエ・チーズプロフェッショナルの資格をもって活躍している吉田真弓さん。
文学少女であった吉田さんは短大卒業後も、先生が授業でおっしゃった「自分の専門分野をみつけなさい」という言葉が心に残っており、考えた末実家のレストランで働くことを決めたそうです。
2004(平成16)年には山梨では初となるチーズプロフェッショナルの資格を取り、ワインやチーズの勉強を究め、仕事の傍らカルチャースクールの講師を務めるなど大活躍。
講演では、ワインやチーズのタイプ、それを楽しむために知っておきたいこと、ワインとチーズをどのように合わせたらよいか、そしてチーズの保存の仕方などを詳しく教えていただきました。
知識があると食卓が華やかになり、食事を一層楽しめることでしょう。まだ口にしたことのないチーズもぜひ試してみたいと思いました。
第二部の懇親会は、それぞれの学科ごとに先生方を交え、和やかな雰囲気でスタートしました。先生方がご用意くださった卒業アルバムに懐かしい気持ちで見入ったり、初めのころはまだ唐木田の駅が無くて、多摩センターからバスで通っていた話など、先生方を囲んで数々の思い出話にあちこちのテーブルから笑い声が聞こえてきました。
すでにご退職された先生からのお話もいただき、参加した皆さんから、このような機会を設けていただいて良かった、という言葉は主催者として大変嬉しいものでした。
最後には、大妻学院100周年を記念して大妻コタカ記念会が贈呈した大妻コタカ先生の胸像(私たちのころはなかったよね~という声も)の前で集合写真を撮って散会となりました。
参加いただいた先生方、卒業生の皆さん有難うございました。
とても心温まる時間を持つことができました。
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文化講演会「陰陽五行の世界」~平安文学にみられる陰陽道~
3月12日(土)、今年度の大妻コタカ記念会文化講演会「陰陽五行の世界」の第2回となる「平安文学に見られる陰陽道」を、大妻女子大学や大妻多摩高等学校他で非常勤講師をしていらっしゃる深澤瞳先生にご講演いただきました。
講演は「陰陽道」とは? ということから始まりました。
平安時代の人々は、自然と向き合って、そのあらゆる現象に「意味」を感じ取って生きていました。
天体の動きや動物の行動などに異変を認めると、それを「天啓」と捉えて、様々な資料(史料)からその現象の意味を解き明かそうとし、そのために律令の中で「陰陽寮」という組織がありました。
その一部門が「陰陽道」で、そこに陰陽師が属し、皇族や貴族たちの生活の安寧のために「異変」を見逃さないように、自然と対峙していたのです。
ある出来事が「凶事災厄の前兆」であるかどうか、「物忌」が必要かどうか、必要ならいつ籠るのかを、陰陽師は陰陽五行の考えを基にして判断していました。
そして、その物忌日の過ごし方も状況によって様子が違っていることを、「小右記」や「御堂関白記」により説明していただき、最後に平安時代の日記文学である「蜻蛉日記」ではどのような場面で「物忌」や「方忌」が登場しているのかを鑑賞しました。
豊富な知識によるお話はとても興味深く、時間を延長してお話しいただき、参加された皆さんも熱心に聞き入っていらっしゃいました。
古来から日本人の生活に深く根付き、行動の判断基準になってきた「陰陽五行説」。
知れば知るほど日本人の知恵や発想の豊かさを感じました。
多くの方に好評をいただきました今年度の文化講演会でしたが、来年度は「知られざるメルヘンの世界」をテーマに開催いたします。詳細は会員の皆様には会誌「ふるさと」で、またこのホームへーじでもお知らせいたしますので、奮ってご参加ください。
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