月別アーカイブ: 11月 2015

文化講演会「陰陽五行の世界」~日常生活における陰陽五行の世界~

1121日(土)大妻コタカ記念会主催の文化講演会が、大妻コタカ記念会館で開催されました。

今年度の文化講演会のテーマは「陰陽五行の世界」で、第1回となるこの日は「日常生活における陰陽五行の世界」を大妻女子大学非常勤講師である渋谷研先生に、ご専門である民俗学の立場からお話をしていただきました。

ご講演は大相撲の土俵と五行の関係から始まりました。

土俵の上には4色の房が下がっているが、青房は東、赤房は南、白房は西、黒房は北を表しているとともに、それぞれ青龍、朱雀、白虎、玄武を象徴するもので、土俵の黄色と相まって宇宙を表現しており、この色、方位は五行である木、火、土、金、水(もっかどこんすい)に由来するものであること。

さらに、五行の間には相性が良いとされる「相生」と相性が悪いとされる「相剋」の関係があること、十干十二支について、季節との関係について、鬼門についてなど興味深いお話が続きました。

土用は季節ごとにあるのに、なぜ夏の土用だけが取り上げられるのか。

年末から年始にかけて酉に関する行事が多いのはなぜか。

桃太郎のお供がなぜサル、キジ、イヌなのかという不思議。

などなど、これらはすべて陰陽五行思想に基づくものであるというお話も面白く伺いました。

先人たちは日々の生活の安寧を願う気持ちで、物事に対する考え方に陰陽五行思想をあてはめてきた、という先生の最後の言葉に同感し、先人のすばらしい知恵にあらためて感心しました。

先生にはたくさんの内容をご用意いただき、時間が足りないほどでしたが、参加された皆さんは熱心に耳を傾けられ、終了後には「わかりやすくて面白かった」という声をたくさんの方から伺いました。

ご講演いただいた渋谷先生に心より御礼申し上げます。

「陰陽五行の世界」の第2回は「平安文学に見られる陰陽道」です。

また多くの方にご参加いただけますよう、お待ちしております。

 

 

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紅葉の集い

118日(日)、大妻コタカ記念会主催の「紅葉の集い」が、国立劇場で開催されました。

毎年この集いでは歌舞伎鑑賞をしており、今年の演目は通し狂言「神霊矢口渡」。

この作品は、南北朝時代の動乱を描く軍記物語「太平記」を主な題材にしており、今の大田区矢口あたりがその舞台となっています。

今回は初代中村吉右衛門の上演から百年ぶりに、当代吉右衛門による「由良兵庫之助新邸の場」が復活されることで話題になっており、また、作者が福内鬼外で、これは科学や芸術分野で様々な業績を残した平賀源内のペンネームで、登場人物の台詞にも源内らしい表現がみられます。

この日は、雨模様のあいにくの天候でしたが、皆様楽しみにして大妻コタカ記念会の受け付けにおいでになりました。

大妻同窓会山梨からは9名の方がバスを仕立て参加されたことも嬉しい限りです。

吉右衛門の重厚で迫力ある演技は言うに及ばず、歌舞伎の様式美をふんだんに盛り込んだ舞台は大変見ごたえがあり、大いに満足できるものでした。

 

左は、平櫛田中(ひらくしでんちゅう)作(昭和33年作)「鏡獅子」で東京国立近代美術館所蔵のものを、昭和41年に国立劇場の開場を記念して、国立劇場ロビーに設置されました。

六代目尾上菊五郎の演じる「春興鏡獅子」をもとに完成されたこの作品は来場者を魅了するものとなっています。

 

 

 

 

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大妻同窓会福島の総会

秋も深まった111日(日)、大妻同窓会福島の総会が、会津若松の鶴ヶ城にほど近い鶴ケ岡茶寮で開催されました。

かやぶきの趣のある門をくぐり石畳を進んで玄関へ。

お集まりの皆さんは、一年ぶりの再会に笑顔いっぱい。

部屋の窓からは真っ赤に色を付けた楓。

晩秋の会津のしっとりと落ち着いたたたずまいを感じます。

総会は滞りなく進み、会食へ。

素晴らしい器に盛られた会津の郷土料理の数々は、どれも上品な味付けがなされ、目も舌も大いに堪能させるものでした。

広い福島、遠くいわき市からの初参加の方もあり、寮で過ごした思い出や学校生活の出来事に花が咲き、大盛り上がりで時のたつのも忘れるほど。

寮に入るのに米穀通帳が必要だったこと、沖縄からの人はパスポートが必要だったこと、などの話には、どうして?という疑問も出るなど、今では想像もできない時代に学生時代を送られた方々のお話は貴重なものでした。 

 

次に、今日のもう一つのイベント「絵ろうそくの絵付けに挑戦」

お食事場所近くの、江戸中期の創業である小澤ろうそく店へ。

明治初期の建築物である店構えで、伝統ある会津絵ろうそくの製造をする、今では数少なくなった一店です。

江戸の昔から作られてきた和ろうそくは、木からとった蝋、楮(こうぞ)の和紙とイグサで作る芯から成り、手作り職人の技により美しい絵付けがほどこされ、素晴らしいろうそくに仕上がります。

その絵付けをするのですが、絵心のない私は悪戦苦闘をしながらも、オンリーワンの絵ろうそくができました。

皆さんとおしゃべりしながらの時間はとても楽しく、こうした珍しい体験ができたことを皆さんとても喜んでいらっしゃいました。

企画いただいた同窓会福島の役員の皆さん、ありがとうございました。

 

 

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