月別アーカイブ: 11月 2024

だいじょうさんまつり 2024

11月24日(日)広島県世羅町の大成龍神社で、「だいじょうさんまつり」が執り行われました。

この「だいじょうさん」のご神体は大きな石で、大妻コタカ先生が生まれ育った久恵地区の生家の裏山の祠で大事に祀られてきたものでした。

明治時代の終わりごろ、国の方針で他の神社に合祀されていた「だいじょうさん」でしたが、後にコタカ先生が土地を用意し小さな祠を建て、それ以来ずっと地域の皆さんの氏神様として大事にお守りしてきたのです。

今では立派なお社が建ち、出世の神様「大成龍神社」として、たくさんの人が訪れるようになりました。

このようなコタカ先生とのご縁から、大妻コタカ記念会として毎年「だいじょうさんまつり」に参加しています。

今年も神主さんによって神事が執り行われ、多くの参加者とともにこの一年の安寧に感謝いたしました。

 

世羅町合併20周年記念として、今年の10月から毎週金曜日に「大妻コタカの生涯」がRCC中国放送でラジオ放送されています。

全25回で3月まで続きますが、それに関連してテレビでも企画され「だいじょうさんまつり」の後、記者の方からインタビューを受けました。

校訓「恥を知れ」の意味や、コタカ先生の女子教育に果たした意義など、お答えをいたしました。

今年もまた世羅の皆さんにお会いできたことをとても嬉しく思っております。

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第2回文化講演会「紫式部とその周辺」

秋も深まってきた11月16日(土) 大妻コタカ記念会主催文化講演会第2回を開催しました。

演題は「紫式部とその周辺」 大妻女子大学名誉教授の柏木由夫先生にご講演いただきました。

大河ドラマ「光る君へ」も終盤になり、どのような結末を迎えるのかに期待が膨らむところです。

この講演では紫式部を取り巻く人物を、「大鏡」「栄花物語」「小右記「御堂関白記」「紫式部日記」「権記」などの原文のたくさんの資料をもとに解説していただきました。

講演にあたり年表、藤原氏に関する系図、皇室の系図をご用意くださいましたので、それらと照らし合わせていくことで、より理解しやすく物語の世界に入っていくことができたように思いました。

講演は藤原道兼(道長の兄)、伊周(道長の甥 中宮定子の兄)の人柄や道長との関わりなどから始まり、道長の栄光への筋道、皇室との血縁の構築などご説明いただきました。

そしていよいよ紫式部について。

「紫式部日記」にみる宮仕えの苦しみや彰子の人柄・相性など、「紫式部集」にある女郎花を介しての応答など、講演の終了時間が迫る中、紫式部の人物像が浮かんでくるようなお話をしていただきました。

講演にあたり、大妻女子大学所蔵の「紫式部日記」などの貴重な文献をお借りすることができ有難く、受講者の皆様にも見ていただくことができたことに感謝申し上げます。

 

 

柏木先生には来年3月15日に「百人一首の世界」をご講演いただきます。

興味のある方はぜひご参加ください。

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大妻祭(大妻女子大学文化祭)に参加しました

10月26,27日に大妻女子大学文化祭「大妻祭」が開催されました。

大妻コタカ記念会も参加し、記念会の活動の様子の紹介や生涯学習講習会の「かな書道」「現代水墨画」「花(フラワーアレンジメント)」「手芸(羊毛フェルト)」での受講生の作品の数々が展示されました。

 

 

 

年々作品のレベルが高くなっている様子が見て取れ、皆さんの熱心な取り組みが感じられました。

また、「糸巻き図書館」として、かつて使用されていた裁縫の教科書や礼儀作法の本(コピー)などを展示し、おいでになった方が興味深くご覧になっている姿を見ることができました。

昨年と同様に「千代田の一二三四歩き」と題して大妻ゆかりの4か所を巡るウォークラリーも行い、参加された方々に喜んでいただきました。

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