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大成龍神祭2025

11月23日(日)広島県世羅町の大成龍神社で、「だいじょうさんまつり」が執り行われました。

この「だいじょうさん」のご神体は大きな石で、大妻コタカ先生が生まれ育った久恵地区の生家の裏山の祠で大事に祀られてきたものでした。明治時代の終わりごろ、国の方針で他の神社に合祀されていた「だいじょうさん」でしたが、後にコタカ先生が土地を用意し小さな祠を建て、それ以来ずっと地域の皆さんの氏神様として大事にお守りしてきたのです。

今では立派なお社が建ち、出世の神様「大成龍神社」として、たくさんの人が訪れるようになりました。

このようなコタカ先生とのご縁から、大妻コタカ記念会として毎年「だいじょうさんまつり」に参加しています。

今年も神主さんによって神事が執り行われ、多くの参加者とともにこの一年の安寧に感謝いたしました。

今年は大妻学院から市川学長もご参加され、生家やコタカ先生のゆかりの場所に足を運ばれました。

 

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地方における講習会(東京)「コーラス講習会」

12月7日(日)、大妻コタカ記念会主催「コーラス講習会」を同窓会東京の協力のもと開催しました。

場所は大妻女子大学内の音楽室。同窓会東京の会員である山口美恵子さんにご指導いただきました。

いつものように歌う前は発声練習、準備運動です。ピアノに合わせて「あああああ~」。からだ全体がリラックスしたところでコーラス講習会の開始です。

曲目は皆さんからのリクエストをもとに「冬景色」「なごり雪」「ゆりかごのうた」、クリスマスにちなんで「赤鼻のトナカイ」「きよしこの夜」そして「大妻女子大学校歌」が選曲されました。「なごり雪」や「ゆりかごの歌」、「きよしこの夜」はそれぞれ誰もが一度は歌ったことがあるなじみある曲目ですが、今回はソプラノとアルトのパートに分かれて二部合唱の練習もしました。

卒業後、なかなか校歌を歌う機会はないのですが、今回は「大妻学院校歌」を歌いたいとのリクエストがあり、久しぶりにみんなで声を合わせて歌いました。さらに二部合唱の練習もしました。歌い終わった後、三部合唱にも挑戦したいとのリクエストがあり、次回は三部合唱に挑戦です。

年末のお忙しいところご参加ありがとうございました。また次の会にも参加されて、楽しいひと時を過ごしましょう。

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地方における講演会・講習会(広島・世羅)                     大妻コタカ先生の生家で学ぶ羅針盤シリーズ1

11月24日(月)、「大妻コタカ先生の生家で学ぶ羅針盤シリーズ1」が世羅町、世羅町教育委員会、大妻女子専門学校同窓会後援のもと大妻コタカ先生の生家で開催されました。

【 講演会】「今に生きるコタカの言葉」

前大妻コタカ記念会会長の井上小百合先生から「今に生きるコタカの言葉」として「10の言葉」を選び、お話しいただきました。それぞれが現代においても通用する言葉であり、参加された皆さま方からは「これからも心にとめて生きていきたい」「肝に銘じたい」などの声を聞くことができました。

【講習会】「水引で作るお正月飾り」

水引きは、冠婚葬祭や年中行事で使われるもので、戦前は女子教育の一環として礼法の授業で教えられていました。講習会ではこの「水引き」を使ってお正月飾りを作りました。大妻コタカ記念会理事高垣さんの指導のもと、紅白の水引きを使ってお正月飾りを作りました。慣れないことで水引きの束をまとめる等、難しところもありましたが、ていねいな指導のおかげで皆すてきなお正月飾りを完成させることができました。

講演会、講習会に参加された方の中に、四国香川県から出席された方がいらっしゃいました。前日23日(日)に「出世の神様」として知られている大成龍神社(たいせいりゅうじんじゃ)にお礼参りにいらして、帰りに立ち寄った「ごもくめしで」今回の講習会・講演会のことを知り、「聞いてみたい」「やってみたい」という気持ちで、次の日四国香川県から参加して下さいました。

これからも「大妻コタカ先生の生家で学ぶ知の羅針盤シリーズ」は続きます。多くの方が参加して下さることを願っております。

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地方における講習会(岩手)「大妻コタカ記念会寄席」

11月29日、大妻同窓会岩手と共催で「大妻コタカ記念会寄席」を開催しました。

会場は盛岡市内の専立寺の本堂をお借りしました。

まず初めに2014年に発足した岩手大学落語研究会の皆様の漫才と落語。漫才は「天国と999」の河童さん、カキツバタさん、「海鮮ペガサス」のごせんぞさま、カキツバタさん。若々しい感性で身近な話題を題材にカキツバタさんが構成した「笑い」を、また落語が大好きという理工学部四年の笑話施亭二浪(わらわせてじろう)さんは着物に身を包み落語を一席披露してくださいました。

 

 

 

「立川談志師匠が生前認めた最後の真打」立川談修師匠は三席披露してくださいました。お寺の和尚さんが知らない言葉を知ったかぶりでごまかしたために大騒動になり最後は和尚さんが医者の前で赤っ恥をかくという「転失気(てんしき)」。気が長い「長さん」と気が短い「短七」の二人の性格の違いから生まれるズレが笑いを誘う「長短」。そして三席目は能登から江戸へ出てきた大食漢の長吉という青年が、破門され、身投げを考えていたが偶然出会った宿の主人と親方の助けで相撲の世界に入り、厳しい稽古の末、見事に出世して横綱「阿武松緑之助(おうのまつ みどりのすけ)」になるという、実在の力士をモデルにした痛快な出世物語「阿武松(おうのまつ)」。談修師匠の軽妙洒脱な語り口で噺の世界にぐんぐん引き込まれました。

会場としてお借りした専立寺の本堂はコンサートを開催する等、様々な催しに開放しているそうです。当日、住職は出囃子を担当してくださいました。

同窓会岩手の赤坂代表は「大妻コタカ記念会寄席」の開催にあたり「一般の方々にも生の落語をたっぷりと楽しんでいただきたい。」という思いでこの講演会を企画してくださいました。上質な笑いに包まれ、とても充実した時間になりました。ありがとうございました。

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講演会「今に生きるコタカの言葉」開催のお知らせin世羅

現代においても通用する価値観や考えを持つコタカ先生の言葉から、今をより良く生きるための指針をともに学ぶ講演会です。

日 時: 2025年11月4日(月・祝)11:00~11:40(受付10:30~)
講演者: 井上小百合(前大妻コタカ記念会会長)
定 員: 25名
会 場:大妻コタカ先生生家「ごもくめし」 世羅町川尻914

13:30からは、講習会「水引で作るお正月飾り」も開催します。
皆さまのご参加をお待ちしています。

お申込はいずれも「ごもくめし」0847-24-0033へお電話でお願いします。
主催:一般財団法人大妻コタカ記念会
後援:世羅町、世羅町教育委員会、大妻コタカ先生顕彰会、大妻女子専門学校同窓会

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「紅葉の集い」を開催しました

2025年11月9日(日)歌舞伎座において、「紅葉の集い」を開催いたしました。今年の歌舞伎映画ヒットの影響なのか、場内は満席で、人気の高さを実感しました。

 昼の部の開演は11時、終演16時までの長丁場を感じさせないバラエティに富んだ演目立てで、歌舞伎を堪能しました。

まずは「御摂勧進帳(ごひいきかんじんちょう)」で古風な“江戸荒事”を楽しみました。豪快で大らかな立ち廻りには、“これぞカブキ!”といったワクワク感がありました。

次は「道行雪故郷:新口村(みちゆきゆきのふるさと:にのくちむら)」。上方の心中物を美しい舞踊仕立て演じる俳優に見入ってしまいました。

三つ目は「鳥獣戯画絵巻(ちょうじゅうぎがえまき)」。1970年に舞踊公演として初演された舞踊劇で、歌舞伎公演としては今回が初演とのことです。国宝の絵巻物「鳥獣人物戯画」に描かれている蛙や兎、猿、狐、梟が登場して乱闘を繰り広げますが、最後はめでたく収まり歓喜の舞となります。大団円のエネルギッシュな群舞には魅了されました。

最後は「御所五郎蔵(ごしょのごろぞう)」。一人の傾城をめぐり武士二人が争う筋立て。舞台は華やかな廓の世界、傾城の豪華な衣装や心地よい七五調のセリフに酔う一幕でした。

幕間は3回あり、たっぷりと休憩時間がありました。お弁当をいただき、品数の多い売店を物色したりしながらご参加いただいた皆様とも交流ができて、充実した一日となりました。

また来年の「紅葉の集い」を楽しみになさってください。

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2025年度 第2回文化講演会 「歌舞伎を愉しむ―舞台の魅力と裏側―」を開催しました(10月25日)

2025年10月25日(土)、大妻コタカ記念会館3階にて、2025年度第2回文化講演会「歌舞伎を愉しむ―舞台の魅力と裏側―」を開催しました。

講師には、長年にわたり歌舞伎に携わり、現在は歌舞伎解説者として活躍されている前川文子氏をお迎えしました。講演では、歌舞伎の基本的な楽しみ方から、舞台を支える裏方の仕事まで、多彩なテーマに沿って丁寧な解説が行われました。

配布資料には「セリフに親しむ」「化粧でわかる役柄」「江戸の芝居スタイル」「幕の内外と裏方」などが紹介され、参加者は時折うなずきながら熱心に聞き入っていました。特に印象的だったのは、「歌舞伎はどの演目から、という順番を考えずに、そのとき上演されているものから楽しむのがよい」というお話です。

また、「歌舞伎がわかるようになるまでには、八年くらいかかるものです」とのお言葉には、伝統芸能を長く見続けることの奥深さと、芸を磨く人々への敬意が感じられました。豊富な経験に裏打ちされたお話と、おだやかで親しみやすいお人柄が印象的で、参加者一同に深い余韻を残しました。会場は終始あたたかな雰囲気に包まれ、拍手の中で講演が締めくくられました。
なお、大妻コタカ記念会では、来月11月の『紅葉の集い』では、歌舞伎座観劇会を予定しております。今回の講演で学んだ内容を実際の舞台で味わうまたとない機会となりました。

【講師プロフィール】
前川 文子(まえかわ ふみこ)氏/歌舞伎解説者
早稲田大学第一文学部演劇科卒。歌舞伎座内のフリーペーパーの編集・執筆や、スカパー!「歌舞伎チャンネル」での番組制作を担当。松竹株式会社演劇ライツ室を定年退職後、歌舞伎解説者として活動中。長年にわたり歌舞伎の魅力を伝える活動を続けている。

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【開催後記】
当日の司会進行と運営補助には、大妻女子大学放送研究会の学生会員が協力しました。落ち着いた進行と明るい対応で、講演会の運営を支え、会場を和やかな雰囲気にしてくれました。放送研究会の皆さんの活躍に感謝いたします。

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文化祭に参加しました

2025年10月15日(土)、16日(日)大妻女子大学の文化祭「大妻祭」と同日開催で『大妻コタカ記念会文化祭』を行い、記念会の活動の様子を皆さんにご覧いただきました。

千代田キャンパスのG棟4階では、年間を通して行っている生涯学習講習会「かな書道」「水墨画」「フラワーアレンジメント」「羊毛クラフト手芸」「世界の刺繍」の受講生の皆さんの作品を展示、コタカ先生の生涯等々を紹介。G棟3階では、大妻記念遺産部による「大妻コタカ青春ものがたり」の展示と展示説明が行われました。

今回も大妻の旧建造物跡地4か所をめぐるウォークラリー「千代田の一二三四歩き」を催しました。四つのチェックポイント ≪大妻神社分社跡地(アトリウム)、旧大妻講堂跡地(大妻通り沿い)、大妻コタカ住居跡地(つまっこひろば)、大妻コタカ住居の一室(大妻女子大学博物館)≫ には解説パネルを設置し、シールを集めてゴールした方には記念品を差し上げました。大妻の歴史の一端を知っていただくことができ、参加された方々には大変好評でした。

ご来場の皆様、ありがとうございました。

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生涯学習講習会を開催しました

「水引で彩る暮らしの小物づくりワークショップ -和紙のぬくもりと伝統の結び-」

2025年10月19日(日)、大妻コタカ記念会文化祭2日目、
大妻女子大学千代田キャンパスG棟3階アクティブラウンジにおいて、生涯学習講習会「水引で彩る暮らしの小物づくりワークショップ -和紙のぬくもりと伝統の結び-」を開催いたしました。
当日は、会員の方をはじめ一般の方々にも多数ご参加いただき、盛況のうちに終了いたしました。

今回の講習では、日本の伝統的な飾り結び「水引(みずひき)」をテーマに、あわじ結びや梅結びなどの技法を体験していただきました。

初心者でも取り組みやすいように太めのコードを使って練習し、まずはキーホルダーに仕立てました

そのあとで本番の水引三本を使って梅結びまでを完成させました

 

学生会員10名が運営補助として参加し、各テーブルで参加者の制作をサポートしました。参加者からは「初めてでも分かりやすかった」「自分の手で形になるのがうれしい」といった声が寄せられました。

水引細工は古くから「人と人を結ぶ」「ご縁をむすぶ」象徴として、祝い事や贈り物に欠かせない日本の伝統工芸です。ご参加くださいました皆様に感謝申し上げます。今後も大妻コタカ記念会では、暮らしの中に息づく日本の伝統文化を学び、体験できる講習会を企画してまいります。

開催概要
日 時:2025年10月19日(日)10:30〜14:30
会 場:大妻女子大学 千代田キャンパス G棟3階 アクティブラウンジ
主 催:大妻コタカ記念会
(文責:公益事業部)

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大妻神社の例大祭に伺いました

2025年9月23日(祝日)、今年も長野県松本市の大妻神社の例大祭に井上前会長と理事3人、同窓会長野から5人、同窓会富山から8人伺わせて頂きました。

秋晴れの清々しいお天気に恵まれ、コタカ先生が昭和39年に大鳥居近くに植樹された杉の木に迎えられ、氏子の皆様にもお忙しい中、温かく迎えて頂きました。

氏子総代の方から神社の詳しい資料も頂き、舞宮での雅楽の生演奏に美しい舞を拝見させて頂きました。

 

境内では、勇壮な山車回しに花火、山車は地名からなる上大妻(かみおおづま)と下大妻(しもおおづま)の2台、「おおづま」と発音は濁るそうです。それぞれに太鼓や笛の鳴り物を乗せて、境内を何度も力強く往復し、祭りに華やかさを添えていました。

 

 

 

 

 

 

 

大妻良馬先生・コタカ先生の大切にされてきた神社の例大祭に参列し、厳かな気持ちと共に在りし日の大妻家の方々の生活の一部を身近に感じられた貴重な一日となりました。

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