Tシャツプロジェクトのその後~小学校での模擬授業~

東日本大震災からもうすぐ5年がたちますが、この悲しみを風化させてはならないという思いを込めて、大妻女子大学家政学部被服学科機能設計学研究室では、被災地にTシャツを届けるプロジェクトを立ち上げ、昨年度は福島県大熊町立大野・熊町小学校に機能性Tシャツを届けました。(2015年3月ブログ参照)

この繋がりが縁となって、今年10月に研究室の水谷先生と学生が大野・熊町小学校を訪れ、模擬授業をさせていただいたき、その時の様子を伺いました。

授業の内容は「撥水」「防汚」「ペットボトルの延伸」の3つの実験。

布に水やラー油をたらして、水をはじく様子や油がしみ込んでいかない様子を見たり、ペットボトルの小片を火にかざして引っ張ると、ポリエステルの繊維ができる様子に、小学生の目はきらきらしていたそうです。

学生にとっても、わかりやすい説明の仕方を工夫したり、火を扱うことへの注意など貴重な勉強の場になったことでしょう。

その後、色とりどりのTシャツ型の画用紙に書かれた小学生からのお礼の手紙が届き、そのアイデアと授業に興味を持ってくれたことに学生は感激。

研究室では「ありがとう新聞」を作成して、小学生の気持ちに応え、小学校に届けるそうです。

 

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