講演会「大妻コタカと福沢諭吉」

8月18日(金)広島県世羅町の大田庄歴史館において大妻コタカ記念会主催の講演会を開催しました。

同所で開催中の「世羅のコタカチルドレン」の関連事業として行われたもので、大妻女子大学の井上俊也教授に「大妻コタカと福沢諭吉」をテーマにご講演いただきました。

福沢諭吉は大妻コタカ先生よりも50年早く生まれた人ですが、諭吉23歳、コタカ24歳という若さでともに塾を開き、それが現在にも続く学校に発展してきているという共通点があります。

他にも、資金力のある人が学校を設立した時代にあって、一般人が若くして学校を設立し(いわばベンチャー)、自らが学んだばかりの知識を伝授し、その教えをさらに継承し続けていったこと、さらに諭吉もコタカも学校内に居住し、実学を重んじ経済的自立を促したことなど、数々の共通点を見出すことができるというお話を伺い、わかりやすく興味深いお話に皆さん聞き入っておられました。

この講演会の模様は翌日の中國新聞にも取り上げられました。

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